2024年 Ninja400 バイクで日本一周【東北編】

バイクで日本一周をする中で、寒さが厳しくなる前になんとか制覇しようと
2024年 9月15日〜9月20日の期間で東北6県を巡ってきた記録になります!!

肌寒い日もありましたが、ツーリングの気温としては
服装で調整がきく、丁度良い時期の旅でした。

今後、東北を旅行される方にも
ぜひ行って欲しい、おすすめスポットを多数紹介しています!!

山形県

東北巡りを山形のこの日に始まりにしたのには理由があります!
9月のこの時期には、山形の秋を代表する

「日本一芋煮会フェスティバル」

が開催されていました

画像のように、巨大な鍋に具材を入れ
重機を使って芋煮料理を行うという規格外のイベントになっています

現地での迫力はもちろんのこと
秋の収穫を楽しむというお祭りのコンセプト通り
最高の芋煮を楽しむことができました

東北を巡るのが楽しみになるイベントなので、東北を巡る際は
ぜひこの時期から始めるのはいかがでしょうか

お祭りの夜は、居酒屋で名物の冷やし肉そばを楽しみました

福島県

この日は、お昼から天気が崩れる予報があったので
午前中に距離を稼ごうと、「道の駅ふくしま」に向かいました

到着する頃には10時を過ぎており
朝食も兼ねて、ランチをいただきました

日替わりランチは値段ごとに
内容が変化し
990円で、鯖の味噌煮を食べました

腹ごしらえも済み、いざ次の目的地
「浄土平」へ出発しようというタイミングで
明らかに天候が悪くなっていました

雨具を装着し、安全第一で目的地まで無事着くことが出来ましたが
そこで見たのは

濃霧に包まれた、吾妻小富士の火口でした…

道中も、霧と雨の影響で視界がほとんど効かず
前の車のランプを頼りに運転していました

流石に、何も見られず帰るのも癪だったので
近くのビジターセンターにて、アイスクリームを片手に
2時間待ちましたが、結局晴れることはなく

帰りも冷や汗をかきながら下山しました

アイスクリームは量が多いだけでなく
濃厚で、疲れた体に沁み渡りました!!

その日は、危険地帯の運転で疲れていたこともあり
早めにネットカフェで休むことにしました…

宮城県

翌日は、以前より東北に行くなら訪れたいと思っていた
東日本大震災の震災遺構を巡りました

日本一周を始めた、今年の年始に発生した
能登半島地震でボランティアをしたこともあり

今後の復興に向けて
先人の知恵を借りようと思ってのことでした

震災記念遺構 大川小学校

地震の被害を一括りに考えていたが
津波の有無で復興の向かい方も違うことを痛感した

志津川地区 復興まちづくりのパノラマ

誰が・どのようにして、ここまで考えることが出来たのかが気になるマップであった

奇跡の一本松

写真では何度か見たことがあったが
一本松以上に驚いたのは周りの静かさであった

同地にある、伝承館で震災以前の松原の様子を見た際は別の土地の話のように感じた

他にも様々な震災に関する場所を訪れ、能登半島地震の復興に繋がるもの得ようとした
ツーリングの気持ちよさを素直に楽しむことはできなかったが

バイクで走るからこそ、地形を身近で感じることができ
走りやすさと、ここまでの道を作るのに幾ら時間がかかったのか
考えながら走る時間になった

岩手県

さて、考えるときは考え、楽しむときは楽しむということで
岩手県では、念願の

わんこ蕎麦

といきたかったのですが、まさかの当日分
売り切れということで、近くのショッピングモールで
フルーツサンドを食べました…

わんこ蕎麦 東屋

当日でも大丈夫のお店だが、限りはあるので注意
予約は1年前からできるそうなので
確実に食べたい場合は必須

monaka

ショッピングモールに加え、隣は商店街になっているので、見て回るだけでも楽しめるポイント

わんこ蕎麦を逃したのは痛かったですが
また来る楽しさが増えたと考え、次の目的地である
秋田県との県境に位置する「八幡平」へ向かいました

秋田県

予定通り八幡平へ向かったのですが
朝早くに出た影響か道中が非常に寒く、凍えながら目的地へ

天候は、曇りということでしたが
時々雨も見られ、濡れたことでかなり寒く感じました

旅の道連れ_県境

県境をこうした形で超えたのは初めてだったので
ワクワクしながら運転していた

県境を超えた後は
日本一の酸性である温泉

玉川温泉に向かいました

道中から、硫黄の匂いが立ち込めており
これぞ温泉と感じさせる場所でした

温泉にも入ったのですが
酸性が強いということもあり

湯船に5分以上浸からないように注意点を説明してもらいました

また、温泉の湯気をゴザを轢いて楽しむこともできたので
旅の道連れと一緒に楽しみました

まったり湯気浴

湯気が当たったり当たらなかったり
自然の赴くままにのんびりするのが心地よかった

…道連れ君、きみ硫黄の匂い吸い過ぎじゃないか??

温泉の後はご飯!!
ということで、バイクを少し走らせて
大館市に向かい、きりたんぽを頂きました!!

きりたんぽ専門店 むらさき

きりたんぽが美味しいのは勿論!
店員さんが訛り全開で会話を楽しむこともできます

食後の散歩には、秋田犬に会える

秋田県の里

で癒されてきました

秋田犬

お手や、顎を手に乗せる訓練を見たときは
天然な子の様子にめっちゃ癒されました

青森県

東北地方最後の地、青森県では
朝から、名産であるりんごを楽しむため

弘前市りんご公園に向かいました

現地では、収穫したてのりんごを購入できるだけでなく
りんごに関する商品がこれでもかと並んでいました!

青森でりんごのお土産を買いたいなら、ここに来れば間違いないと思います

中でも、店内のカフェは朝9時から営業と早めなこともあり
りんごを存分に使ったモーニングを楽しむこともできます

リンゴジュース飲み比べとアップルパイ

りんごジュースの種類も本当に豊富なので、
このりんご飲み比べで、お気に入りの一杯を見つけ
お土産を購入するのもありです!!

りんごを存分に堪能したあとは、69回のカーブで有名な

岩木山スカイラインへ向かいました!

車やバイクで、八合目までで
その後は、リフトを使って九合目へ登ることができ
山頂までは、九合目から45分の登山になります

山頂までは、岩が多い道を登ることになるので
最低限の靴や手袋は必須な場所でした

山頂の鳥居

想像よりも険しい道のりでしたが、山頂から一望する青森県は絶景でした

登山後はクタクタになりながら
千本の鳥居で有名な

高山稲荷神社へ向かいました

千本鳥居では、落ち着いた雰囲気の中鳥居の下を通って
少し高い丘へ登ることが出来きました

広大な土地を走り回るのが楽しかった東北一周バイク旅も
青森県で完走となりました

個人的にまだまだ周り足りない場所や
また来たいと思う場所も多くあったので、今度はゆっくり巡りたいと思います

東北一周を終えて

食べてよし、走ってよしの最高の旅をすることが出来ました
走った時期もよく、暑過ぎず、少し肌寒い日が続いたこともあり
バイク旅を心地よく終えることが出来ました
(天候にはあまり恵まれなかったので次回こそは…)


また、個人的な経験として
東北を回る中で印象的だったのが、
東日本大震災で津波の被害を受けた地域において
バイクのツーリングにはこれ以上ないほど整備された道と
広く見渡せる景色が広がっていたことでした。

テレビの向こう側に感じていた
発災当時の記憶から、ここまで復興できている点を見られたのが
今回の旅で得られた一つのものです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です